【新規事業一問一答】「デザイン思考」って結局何なの?
デザイン思考は“顧客理解”のための思考法であり、万能ではない。顧客の声だけでは未来は見えず、破壊的イノベーションには妄想が必要。思考法に依存せず、“未来を構築する姿勢”として柔軟に使いこなすことが鍵。
デザイン思考は“顧客理解”のための思考法であり、万能ではない。顧客の声だけでは未来は見えず、破壊的イノベーションには妄想が必要。思考法に依存せず、“未来を構築する姿勢”として柔軟に使いこなすことが鍵。
「大事だ」と言わせることと、「本気に動かす」ことは別物である。組織を本気にさせるのは、資料でも正論でもなく“火のついた行動”。小さな成功を見せ、共犯者を増やすことで、会社は本気になる。
アイデアの広がりは、「未来を妄想できるか」で決まる。ビジョンは独善的に描き、顧客を“未来”に連れていく意志を持つ。妄想→構想→検証の往復が、新しい価値を生む。
顧客と向き合ったからといって、イノベーションに繋がるとは限らない。顧客の行動にこそ、未来へのヒントが隠されている。顧客のインサイトに辿り着き、そこから先の未来を妄想することが必要。
イノベーションは過去の延長線上にはない。誰か1人のクレイジーと呼ばれるような妄想から始まる。イノベーションとは変化の予兆に「気付き」、それを利用することに他ならない。
妄想でビジョンをムーンショットする。風呂敷をとにかく広げる。畳むことを最初から考えない。