新規事業に取り組むなら、社会課題は解決しようとしてはいけない
社会課題は直接的に解決することはできない。「過去の情報(データ)」と「現状」をもとに、ソリューションを考えると、過去から現在への延長線上にある未来しか予測することができない。社会課題とは無関係に取り組んだ「顧客に欲しいと思わせるもの」を作る妄想と閃きが、社会課題を解決する。
社会課題は直接的に解決することはできない。「過去の情報(データ)」と「現状」をもとに、ソリューションを考えると、過去から現在への延長線上にある未来しか予測することができない。社会課題とは無関係に取り組んだ「顧客に欲しいと思わせるもの」を作る妄想と閃きが、社会課題を解決する。
エビデンスとロジックは、過去の延長線上にあるなるべくしてなる未来にしか辿り着けない。マーケティングとは顧客の実像の洞察から「心のツボ」にアクセスし、未だ誰も見ぬ未来を定義すること。アートな閃きと燃えるパッションとやらずにはいられない衝動が不可欠。
常識とは18歳までに身に付けた偏見のコレクション。人間は生まれ持ったギフテッドで、誰しもが天才性をもつ。人間が本来固有に持つ特有の天才性を発揮し、他者の天才性と化学反応を起こし、未来を再定義する。
新規事業はまず顧客の解像度を高めることから始める。仮説を持ち合わせない顧客インタビューは表層的な意見をその人から聞くだけになる。一番最初の初期仮説を構築するために、競合サービスを調査する。
新規事業はマスマーケティングではないので、解像度が低ければ顧客が購入することはない。機能的価値がコモディティ化しており、スイッチングコストが低い。顧客の本質的な課題を解決する圧倒的な提供価値を、顧客を絞り込むことで創出する。
イノベーションにおいて、0→1の尖ったアイデアも、技術革新も、必要条件ではない。イノベーションとは、現在の当たり前を否定し、未来の当たり前を定義することによって、Connecting the Dotsでより高いUXを実現することだ。
愚痴を言ってるだけに留まっても新規事業はうまれない。ファーストペンギンは新規事業創出の課題を解決することも責務になる。対話によって相補関係を築くことが重要だ。
イノベーションは現在の「当たり前」を否定して、未来の「当たり前」を創ること。その目指すべき未来は誰もみたことはありません。だから、未来を切り拓くために、深く思索し、常に複数の選択肢を用意することが重要。
アイデアとは自分がより心が動かされるもの。アイデアとは自分の強みを活かすもの。アイデアとは何より情熱的に語れるもの。人生をオールベット(全賭け)するほどの情熱を持ったアイデアにこそ、挑む価値があるのです。
あくまで愛されているのはプロダクトブランド。コーポレートブランドに顧客がついているわけではない。ブランドは新たに創出する価値をブーストする手段にすぎない。