新規事業アイデアの評価基準は「共感」「顧客像」「資質」
エヴィデンスやロジックに対して重箱の隅を突くような指摘をすることではなく、ストーリーに共感できるか。「この顧客をどうしても助けたい」と願う起案者の思いに賭けるだけの価値があるか。起案者がその投資を受けるに値する資質があり、成長可能性を感じられるか。
エヴィデンスやロジックに対して重箱の隅を突くような指摘をすることではなく、ストーリーに共感できるか。「この顧客をどうしても助けたい」と願う起案者の思いに賭けるだけの価値があるか。起案者がその投資を受けるに値する資質があり、成長可能性を感じられるか。
イノベーションを失敗させる一番大きな要因は思い込み。人生で積み重ねてきた偏見が物事の真実からあなたを遠ざる。イノベーションとは皆が常識だと思っているが実はそうではないものを見出すことから始まる。
競争相手が全く存在しないということは、誰もそこで事を起こしていないということ。ライバルがそこに既に存在することは、良質なマーケットである証。そのライバルと自分たちが何が異なるのかをしっかり定義し、それをユーザに伝え、囲い込まなければならない。
妄想と現実。拡散と収束。冷静と情熱。悲観と楽観。まだ誰も見ない未来を定義し、その未来に邁進するからこそ、2つの顔でその戦略や計画、行動を見渡すことで、確実性を引き上げていくことが必要。
誰も見たことのない未来に辿り着こうとするのですから、ロジックが完璧に整うことなどない。この未来は絶対に到達すべきものであると確信を持って発表しなければならない。情熱によって感情を動かすことさえできれば、多少のロジックに粗があっても相手に行動を促すことはできる。
「誰も考えたことのないオリジナルのアイデア」なんてものは存在しない。GoogleもFacebookもiPhoneも、二番煎じでも世界を変えた。「もうある」ものを圧倒的に上回るためにどうしたらいいかを思索しよう。
新規事業担当者は「種探し」が仕事。種を探せる人と、種をどう育てるかを考える人と、種を育てて芽吹かせる人は、明確に必要なスキルや能力が違う。コーポレートフィットを加味した戦略立案は新規事業担当者には不可能。
顧客と向き合ったからといって、イノベーションに繋がるとは限らない。顧客の行動にこそ、未来へのヒントが隠されている。顧客のインサイトに辿り着き、そこから先の未来を妄想することが必要。
多くのイノベーションの失敗はアイデアそのものに固執してしまうことで起こる。革新的なイノベーションの中で、最初のアイデアが最後まで形を変えずに至ったケースは存在しない。仮説検証とは自らの持つ仮説が誤りだったことを証明すること。
イノベーションは過去の延長線上にはない。誰か1人のクレイジーと呼ばれるような妄想から始まる。イノベーションとは変化の予兆に「気付き」、それを利用することに他ならない。