イノベーションとは既存事業には判断できない「ばかげたアイデア」に取り組むことだ
イノベーティブなアイデアは常に非現実的であり、既存事業部門では判断できない。優れたアイデアを手にするには多くの馬鹿げたアイデアが必要になる。試してみなければアイデアの価値は判断できない。
イノベーティブなアイデアは常に非現実的であり、既存事業部門では判断できない。優れたアイデアを手にするには多くの馬鹿げたアイデアが必要になる。試してみなければアイデアの価値は判断できない。
エヴィデンスやロジックに対して重箱の隅を突くような指摘をすることではなく、ストーリーに共感できるか。「この顧客をどうしても助けたい」と願う起案者の思いに賭けるだけの価値があるか。起案者がその投資を受けるに値する資質があり、成長可能性を感じられるか。
誰も見たことのない未来に辿り着こうとするのですから、ロジックが完璧に整うことなどない。この未来は絶対に到達すべきものであると確信を持って発表しなければならない。情熱によって感情を動かすことさえできれば、多少のロジックに粗があっても相手に行動を促すことはできる。
新規事業担当者は「種探し」が仕事。種を探せる人と、種をどう育てるかを考える人と、種を育てて芽吹かせる人は、明確に必要なスキルや能力が違う。コーポレートフィットを加味した戦略立案は新規事業担当者には不可能。