コーポレートフィットを考えるのは、新規事業担当者の仕事ではない
新規事業担当者は「種探し」が仕事。種を探せる人と、種をどう育てるかを考える人と、種を育てて芽吹かせる人は、明確に必要なスキルや能力が違う。コーポレートフィットを加味した戦略立案は新規事業担当者には不可能。
新規事業担当者は「種探し」が仕事。種を探せる人と、種をどう育てるかを考える人と、種を育てて芽吹かせる人は、明確に必要なスキルや能力が違う。コーポレートフィットを加味した戦略立案は新規事業担当者には不可能。
誰も見たことのない未来を目指すための「良いアイデア」は判断できない。仮説検証によってロジカルに判断するエヴィデンスは揃いきらない。アートな発想でインサイトを推定し、ネクストアクションを「仮置き」することが重要。
どんなにうまくいっている事業も、いつか衰退は訪れる。新規事業に取り組むというのは、既存事業がなくなるその時に向けて準備をすること。だからこそ、新規事業のタイミングなど意識せず、常に積極的に取り組み続けなければならない。
社会課題は直接的に解決することはできない。「過去の情報(データ)」と「現状」をもとに、ソリューションを考えると、過去から現在への延長線上にある未来しか予測することができない。社会課題とは無関係に取り組んだ「顧客に欲しいと思わせるもの」を作る妄想と閃きが、社会課題を解決する。